テントサウナの薪ストーブってどう選べばいいの?
種類が多すぎて何を使っていいかわからない、
どうも。テントサウナに狂っているトンです(^^)/
テントサウナって、本体の選び方はなんとなくわかっても、薪ストーブを選ぶのはなんとなく難しくないですか?
- 種類が多くて違いもよくわからない、
- テントサウナは良いやつを買ったから、薪ストーブは安くてもいいかな
こんなふうに考えていた人も多いはず。
しかし残念なことに、テントサウナは薪ストーブ選びに失敗してしまうと、まったく楽しくないものになる可能性があります( ゚Д゚)
それどころか、薪ストーブとの相性があわないとテントサウナ自体できないなんてことも。
そんな事態は絶対に避けたいですよね?
ということで今回は、
- テントサウナ用薪ストーブの選び方
- テントサウナ用薪ストーブおすすめ3選
この辺について解説します!
特に、テントサウナを単体で買って、こらから薪ストーブを買うよ!という人は、是非参考にしてくださいね!
テントサウナ用薪ストーブの選び方
テントサウナ用薪ストーブを選ぶときは、以下の項目に注意して選びましょう。
- 煙突の径の大きさ
- サイズ感・形状
- ロウリュができるかどうか
煙突の径の大きさ
テントサウナ用の薪ストーブを選ぶ上で、最も重要なのが煙突の径の大きさ。
実は、テントサウナはモデルによって煙突穴の大きさが違うのはご存知でしたか?
テントサウナの煙突穴の径よりも薪ストーブの煙突の径が大きいと、煙突が外に出せずテントサウナができなくなります( ゚Д゚)
こんな感じで、商品詳細には必ず径の大きさがのっているので、本体の煙突穴の径の大きさ、薪ストーブの煙突の径の大きさを照らし合わせた上で選ぶようにしましょう。
煙突穴の径に対して、1〜2mmほど煙突の径に余裕があると設営しやすいですよ!
煙突穴の径より煙突の穴が5mm~10mm小さいのも選ぶ
サイズ感・形状
テントサウナ用の薪ストーブは、モデルによってサイズ感や形状も様々です。
具体的にどんなモデルがあるの?
大きく分けると、テントサウナ用の薪ストーブは以下の2種類に分類されます。
- ドラム缶式
- 対流式
ドラム缶式
ドラム缶式は、その名の通りドラム缶のような形状をした丸みを帯びた薪ストーブが該当します。
ドラム缶式薪ストーブのメリットは以下。
- 比較的安価
- 設営が早い
ドラム缶式薪ストーブの最大のメリットは、比較的安価に購入できるということ。
また、そのままの形で収納するタイプが多いので、設営も素早く済みます!
一方で、ドラム缶式薪ストーブには以下のデメリットが。
- 薪がやや投入しづらい
- 収納にスペースを取る
ドラム式薪ストーブは、薪の投入向きが地面に対して垂直になるように設計されています。
そのため長い薪の場合、上部につっかえたり、入らなかったりすることが、、
しかし、ある程度短く薪をカットすれば縦向きでもスムーズに薪を投入できますよ^_^
また、ドラム缶式薪ストーブは、コンパクトにはならないため、収納にやや幅をとることも。
ドラム缶式薪ストーブの購入は、事前に収納スペースを確保してからにしましょう。
対流式
対流式の薪ストーブは、ドラム缶式薪ストーブとは対照的に、角張った長方形型の薪ストーブが該当します。
対流式薪ストーブのメリットは以下。
- 熱量が強い
- 薪が投入しやすい
- 収納性がある
対流式薪ストーブは、ドラム缶式薪ストーブに比べて熱量が強い特徴があります。
なんで熱量が強いの?
結論から言うと、対流式薪ストーブの熱量が強いのは、構造によるものです。
対流式薪ストーブは、薪を燃す部屋と熱気が上がっていく部屋が前後で二つに分かれている構造が一般的です。
その部屋と部屋の移動間で空気の流れが生まれるため、よりハイパワーな熱量になるわけです(^^)/
また、薪の投入口も地面に対して平行なので長い薪でもかなり入れやすいですよ!
薪の入れやすさも熱量の強さに関係するにゃ~
しかも、コンパクトに畳めるタイプのものが多いので、収納スペースにも困らないのも良い点ですね(^^)/
一方、対流式薪ストーブには以下のデメリットが。
- 比較的値段が高い
やはり、これだけのメリットがある薪ストーブなので、ドラム缶式薪ストーブと相対的に見ると、値段が高い印象があります。
対流式薪ストーブの値段を大まかに分類すると、
- 安い→30,000円前後
- 高い→50,000円前後
モデル差はありますが、大体はここに収まると思います。
この辺は、ご自身の財布の紐と相談してどっちの薪ストーブが良いかを決めましょう(^^)/
ロウリュができるかどうか
ロウリュウができるかどうかは、薪ストーブを決めるうえで超大事なポイントかと!
サウナーならロウリュは絶対にしたいですよね?
薪ストーブ自体はキャンプ用品なので、ロウリュができないタイプの薪ストーブも当然存在するのですが、、
どういうタイプの薪ストーブがロウリュできないの?
結論から言うと、サウナストーンが置けない薪ストーブはロウリュをすることができません。
サウナストーンを置くスペースや土台がない薪ストーブが該当します。
ロウリュは、サウナストーンとアロアオイル、桶・ラドルなどのアイテムがあって初めて出来ますからね!
薪ストーブを購入するときは、ロウリュウがしっかりできる構造かをしっかりと確認しましょう(^^)/
テントサウナ用薪ストーブおすすめ3選
今回は、私トンがおすすめするテントサウナ用薪ストーブを、厳選した3つに絞って紹介します!
テントサウナ用薪ストーブおすすめ3選は以下。
- 本間製作所A-41丸型薪ストーブ
- SUNGA HORRY
- SAVOTTA ストーブ
ホンマ製作所A-41丸型薪ストーブ
- 本体サイズ:直径405mm×高さ500mm
- 重量:13kg
- 煙突径:直径106mm
ホンマ製作所A-41のメリットは以下。
- 比較的値段が安い
- 軽量
- サウナストーンが安定しておける窯付き
ホンマ製作所A-41は、今回紹介する中で唯一のドラム缶式のテントサウナです。
ドラム缶式薪ストーブなので、比較的値段が安いのが大きなメリット。
また、鉄素材で頑丈に作られていながらも、薪ストーブの中では非常に軽量なのも特徴の一つです。
しかも、標準装備でこのような釜がついているので、ロウリュもバッチリできちゃいます!
- 収納に幅を取る
- 熱量がやや低い
ホンマ制作所A-41の対するデメリットは、以上の2点です。
ドラム缶式薪ストーブなので、収納にやや幅をとってしまうのは仕方のない点ですね、、
また、対流式薪ストーブに比べると熱量がやや低いのもデメリットの1つ。
常に100℃じゃなきゃ嫌だ!
という人には少し物足りないかもしれません、、。
しかし、私トンが使用した時は概ね80〜90℃前後の温度で推移していましたし、ロウリュをすれば100℃近くにも到達します。
じっくりと体の芯から温まりながら、たまのロウリュで一気に汗を出したい!
という人には、むしろピッタリかもしれませんね^_^
※煙突は別売りになるので一緒に必ず購入しておきましょう。
エビ曲がり1本、直筒4本があればテントサウナでの使用が可能になります。
SUNGA HORRYサウナストーブ
- 本体サイズ:奥行650mm×高さ460mm
- 重量:21kg
- 煙突径:直径90mm
SUNGA HORRYサウナストーブのメリットは以下。
- 二重構造壁で熱効率が高い
- 煙突キャップが標準装備されている
- ステンレス鋼の素材で劣化しにくい
SUNGA HORRYサウナストーブは、薪ストーブの中でも熱効率が非常に高いのが特徴。
なんで熱効率がそんなに良いの?
SUNGA HORRYサウナストーブの熱効率が高い理由は、対流パネル構造で作られているためです!
ストーブ側部に設置された開閉パネルにより、取り込んだ冷気を素早く温風に変える構造
簡単に言うと二酸化炭素を使って酸素を生み出す光合成のような感じです!
冷気を使って温風を生み出す。
悪いものを使って良いものに変換する。
こんなイメージですね。
二重構造壁を採用しているSUNGA HORRYサウナストーブであれば、一般的な薪ストーブに比べて、約2倍ほどのスピードでテント内を温められます!
また、煙突キャップが標準装備されているのも、SUNGA HORRYサウナストーブの魅力的な点。
煙突キャップがあることで、煙突への雨水の侵入を防ぎサビや劣化を防ぎます。
多くの薪ストーブは煙突キャップがオプションパーツで別売りなので、ここは非情に嬉しいですね!
しかも、素材が熱に強いステンレス鋼なので、耐久性も抜群ですよ!
- 重い
- 値段がやや高い
SUNGA HORRYサウナストーブの対するデメリットは、以上の2点。
熱に強いステンレス鋼を使用しているだけあって、重いのがネックポイント。
ホンマ製作所A-41丸型薪ストーブと比べると、その重さ約1.6倍にも、、
使っていての安心感はかなりありますけどね(^^)/
また、これだけのスペックを詰め込んでいるため、値段が49,800円とサウナ用薪ストーブの中では比較的高価。
しかし、このスペックでこの値段であれば、むしろ安いのでは?とすら私トンは思います。
まあ、この辺はご自身のお財布と相談することをおすすめしますが(笑)
似たようなスペックのMORZHの純正ストーブは70,000円以上しますからね( ゚д゚)
それに比べたらコスパはかなり良い方だと思いますよ(^^)/
- 本体サイズ:奥行420mm×高さ550mm
- 重量:18.5kg
- 煙突径:100mm
SAVOTTAストーブ
SAVOTTAストーブのメリットは以下。
- フィンランド製の本格仕様
- 収納力が高い
- 足高で薪が投入しやすい
SAVOTTAストーブは、サウナの本場フィンランド製の本格仕様の造りになっています。
しかも、素材のスチールはフィンランドの国防軍でも使われているものと同じものだとか( ゚Д゚)
デザインこそ無骨なSAVOTTAストーブですが、熱や劣化に対する耐久性は断トツです。
また、SAVOTTAストーブは収納力が高いのも特徴の一つ。
この量の煙突やスタンドが、全てストーブ本体に格納できるのは魅力的ですよね(^^)/
自宅で管理するときもスペースをとらずに済みます!
そして、SAVOTTAストーブが他のストーブと圧倒的に差をつけるメリットが、足高で薪が投入しやすいという点。
足が高いとベンチに座っているそのままの姿勢で薪を投入することができますからね(^^)/
薪の投入口も大きいので足高+投入口大の扱いやすさNo.1といった感じです!
- ストーンラックが別売り
- 取っ手が熱くなりやすい
SAVOTTAストーブの対するデメリットは、以上の2点。
1つ目は、サウナストーンを積むラックが標準装備されていないという点です。
ストーンラックがないとサウナストーンは積めないの?
結論から言うと、ストーンラックがなくても、サウナストーンを積むことはできますが、崩れやすく大変危険です。
大事故になる可能性もあるので、別売りのストーンラックを用意することを強くおすすめします。
しかも、このストーンラックはこんな感じでストーブ内に一緒に格納できるので、収納にも困りませんよ(^^)/
また、取手が金属性で尚且つ短い設計のため、熱を帯びやすいのもデメリットです。
素手で触ると火傷のおそれがあり大変危険ですので、必ず軍手や耐熱グローブ
薪ストーブを選んだら必要な備品を揃えよう
ここまで、テントサウナ用薪ストーブのおすすめ3選を紹介しました。
テントサウナ本体と薪ストーブを揃えたら、いよいよテントサウナを始められそうですが、まだ揃えるものがたくさんあります!
テントサウナに必要なものを簡単にまとめると以下。
- 薪
- 火起こし道具
- テント内用ベンチ
- ペグ
- 外気浴用トトノイ椅子
- サウナ温度計
- 着火剤
- 火バサミ
結構ありますよね(^_^;)
以下の記事で、テントサウナに必要なもの・あると便利なものをさらに詳しく解説しているので是非参考にしてくださいね(^^)/
テントサウナは薪ストーブ以外の選択肢もある
今回はテントサウナで使う薪ストーブを紹介しましたが、実は薪ストーブ以外でもテントサウナができるのは知っていましたか?
具体的には、薪ストーブ以外にも以下の方法でテント内を温めることが可能です。
- 電気ストーブ
- スチーマー
電気ストーブ
テントサウナは、ブームにつれて自宅や室内でやりたいと言う人がでてきたため、煙の出ない電気ストーブの需要が増えてきました。
以下の記事で、テントサウナで使う電気ストーブについて詳しく解説しているので、気になる人は参考にしてくださいね(^^)/
スチーマー
スチーマーも電気ストーブと同じく、自宅や室内でテントサウナをやるときに重宝されています。
しかし、電気ストーブに比べて熱量が低く小型なため、一般的には1人用やベランダ用のテントサウナに多用されています。
テントサウナは薪ストーブ選びで決まる!
今回のまとめです。
- 煙突の径の大きさ
- サイズ感・形状
- ロウリュができるかどうか
- ホンマ製作所A-41丸形薪ストーブ
- SUNGA HORRY
- SAVVOTA ストーブ
テントサウナ用の薪ストーブは、たくさんの種類が販売されていますが、注意点を覚えてしまえば、そこまで選ぶのは難しくないとわかったと思います!
また、一度買った薪ストーブは、大事に使って、日々のメンテナンスを怠らなければ非常に長く使えますよ^_^
私トンの愛用薪ストーブも3年以上使っていますが、まだまだ現役バリバリです!
本記事を参考に、自分のお気に入りの薪ストーブを見つけて、テントサウナを是非楽しんでくださいね^_^
最後まで読んで頂きありがとうございました!
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