
テントサウナって事故とか起きるの?
安全のためにも知っておきたい。
どうも。テントサウナに狂っているトンです。
最近流行りのテントサウナですが、事故って起こるのかな?
こんなふうにあなたも一度は考えたことがあるのではないでしょか?
結論から言うと、テントサウナは注意を怠ると大きな事故に繋がります。
みんなでワイワイ楽しんでいるときに事故なんて起きたら最悪なので、この記事で事故への事前の対処法について勉強しておきましょう!
ということで、今回は少し真面目な話。
- テントサウナで起こり得る事故
- 事故を未然に防ぐ対処法
この辺について詳しく解説します。
テントサウナで起こり得る事故

テントサウナで起こり得る主な事故は、以下の3つ。
- やけど
- 一酸化炭素中毒
- 風による転倒
それぞれ詳しく解説していきます。
やけど
やけどは、テントサウナをやっているうえで最も頻度の高い事故です。
具体的にやけどに気をつけたい場面は、
- 薪ストーブへの接触
- ロウリュのしぶき
- 温度計やベンチへの接触
薪ストーブは、300℃以上にもなるので間違っても触らないようにしましょう(-_-;)
これ、まじで熱いです。。。

私は、不注意で2回やけど経験があり痕が残っています、、
また、ロウリュは勢いよくやりすぎると熱せられた水しぶきがはねて自分にかかることも。
ロウリュで興奮するのはわかりますが、やけどの危険があるため必ずゆっくりやってくださいね。
見落とされがちですが、温度計やベンチの金属部分などもやけどの原因となります。

なんで触っちゃいけないの?
結論から言うと、テントサウナ内に長時間放置されている備品は熱を帯びるためかなり熱くなっています。
触るときは必ず軍手や耐熱グローブを用いましょう。
一酸化炭素中毒
テントサウナは、楽しいレジャーな反面、命に係わる事故に直結する危険性も秘めています。
その代表が一酸化炭素中毒。
一酸化炭素中毒は、
- 薪ストーブの掃除不足
- 換気の怠り
主にこの辺の理由で発症することが多いです。
さらに詳しく知りたい人は、以下の記事で一酸化炭素中毒にならないための対策法とおすすめ一酸化炭素チェッカー3選を紹介しているので、是非参考にしてくださいね。
風による転倒
風による転倒は、強風時や突風が吹きそうな場所での使用時に起こり得る事故の1つ。
テントサウナは強風時にやらないのが一番ですが、キャンプ場や河川敷、山間部などテントサウナのメジャー場所は強風が吹きやすいです。

強風が吹くとどんな事故が起きるの?
具体的には、強風が吹くとストーブが倒れ火災事故が発生する危険があります。
ストーブ本体や煙突が布生地に接触して、燃えてしまうわけです、、
では、どうすればテントサウナを強風から守れるのか。
結論から言うと、テントサウナを強風から守るにはペグの使用が必須。
私トンのおすすめは、このような鋳造ペグ。
鋳造ペグのメリットは、
- 刺さりが抜群
- 長年使っても曲がらない耐久性
この辺が、テントサウナに付属する通常のペグとは違う点です。
事故を未然に防ぐためにも道具選びにはこだわってみてくださいね(^^)/
冬のテントサウナはさらなる事故に注意

ここまで、テントサウナで起こり得る主な事故を解説しましたが、テントサウナで最も事故が起こりやすい時期をあなたはご存知でしょうか。
それは冬です。
冬は、テントサウナに最高の季節であると同時に危険な時期でもあります。
先ほど解説した主な事故に加えて、冬のテントサウナでは以下の事故に追加で注意しましょう。
- 落雪によるテントの崩壊
- 積雪による換気口の封鎖
- 水風呂による心臓麻痺
それぞれ詳しく解説します。
落雪によるテントの崩壊
テントサウナは形状やモデルによっては、上部からの負荷に弱い構造になっています。

雪の重みで、テントサウナがひしゃげているのがよくわかると思います。
中に入っているときに落雪にあえば、煙突が傾き火災に発展する影響も。
対策としては、木の下や屋根のそばなど、雪が積もっている場所の近くではテントサウナを絶対にやらないこと。
テントサウナは安全な場所を入念に確認したうえで楽しみましょう。
積雪による換気口の封鎖
テントサウナには、一般的にストーブの裏側に換気口が設置されていますが、気付かぬうちにこれが雪でふさがってしまう危険があります。
この換気口ですが、実はテントサウナの生命線。
テント内に酸素が取り込めなくなり、不完全燃焼で一酸化炭素中毒になる危険や酸欠になる危険性があります。
積雪による事故を防ぐためにも、毎セット毎セットごとに換気口周りのチェックを怠らないように注意しましょう。
水風呂による心臓麻痺
冬のテントサウナでは、水風呂による心臓麻痺が発生する危険があります。
通常、テントサウナにおいての水風呂の適温は15℃前後ですが、冬の川や海、湖の水温は10℃を下回ることも。
冬のテントサウナでは、水風呂にガッツリ浸からずとも掛水程度でも体を冷やすことは十分可能です!
冷たい水風呂は苦手だな、、という人は是非実践してみてください。

私トンも冬の水風呂は掛水のみで済ませています。
テントサウナの注意点3つ

テントサウナの注意点はいくつかありますが、特に以下の3点には注意。
- 正しい設営方法でおこなう
- 天候の確認を怠らない
- 適度な換気
正しい設営方法でおこなう

1つ目のテントサウナの注意点は、正しい設営方法でおこなうことです。
正しく設営しないと、大きな事故に繋がる恐れがあります。
ポップアップ式の格安テントサウナであれ、ワイヤー組み立て式のMORZHであれ設営はさほど難しくありません。
大人2人で10分もかからず終わります。
説明書も必ず入っているので、正しい設営方法でテントサウナを楽しむようにしましょう(^^)/
天候の確認を怠らない

2つ目のテントサウナの注意点は、天候の確認を怠らないということです。
テントサウナはキャンプ場などで楽しむのが一般的ですが、そういった山間部は天候が非常に変わりやすいです。
さっきまで穏やかに晴れていたのに、いきなり風が吹き始めて雷がゴロゴロゴロなんてザラにあります( ゚Д゚)
特に、テントサウナは突風と大雨に相当の注意が必要。
以下で、突風と大雨への注意点と具体的な対処法を解説します。
突風はテントサウナ最大の敵

突風は、テントサウナにおいて最大の敵と考えてください。
突風でテントが煽られる→ストーブが横転→中の人が大やけど
こんなことがマジで起こり得ます( ゚Д゚)

じゃあ、どうやって対処するの?
結論から言うと、突風はあらかじめ鋳造ペグを使うことでかなり対策できます。
ペグは最低でも4本あれば、突風にもなんとか対応可能。
8本あれば、下4つ角にあわせて上部4つ角をロープと組み合わせることでより安定感のあるテントサウナになりますよ(^^)/

元々、テントサウナに付属するペグじゃダメなの?
あなたも、純正ペグが付属するならわざわざ新しいペグを買う必要ないのでは?と思ったはず。
しかし結論から言うと、メーカーのテントサウナに付属する純正ペグはダメです。もはやおもちゃ同然です(-_-;)
✅左:鋳造ペグ 右:メーカー付属純正ペグ

こんな針金バネで人の命を守れるのか??
というくらい不安なペグだったので、私トンは直ぐに鋳造ペグを購入しました。
実際、メーカーのテントサウナに付属する純正ペグは、地面が少し固いだけで刺さらないという末路でしたよ、、
やはり、テントサウナを楽しむには安全が第一です。
雨が降ったら速やかに撤収

テントサウナは突風のほか、突然の大雨にも注意が必要です。
雨によるテントサウナへの影響は以下。
- テントサウナ本体がカビる
- 煙突から薪ストーブに雨水が侵入しサビる
せっかく購入したテントサウナにカビが生えたり、薪ストーブがサビたら最悪ですよね、、
そういった事態を少しでも避けるために、雨が降ってきたら速やかな撤収をおすすめします。
しかし、薪ストーブが熱を帯びている間は完全に撤収ができないため、テント内のベンチや備品の片付けから始めましょう。
撤収した後は、テントサウナは真水で洗い流し天日干し、薪ストーブのメンテナンスも忘れずにしてあげましょう(^^)/
テントサウナは雨の後に丸一日放置していたら、確実にカビますし薪ストーブも間違いなくサビますよ( ;∀;)
掃除やメンテナンスをきちんとするところまでがテントサウナです!
やけど・一酸化炭素中毒などの事故

テントサウナを楽しんでいる最中は、やけどや一酸化炭素中毒にも注意が必要。
テントサウナの中は狭いので、薪ストーブとの距離もそれなりに近いです、
しかも薪ストーブは300℃以上にもなる代物。
うっかり触ってしまいました、次気を付けますでは済まない世界です。
また、ロウリュをするときに勢いよくアロマ水をかけると、あっつい水が自分に飛んでくることもしばしば、(経験者)
あれはマジで熱いので、ロウリュは優しくゆっくりとやりましょう( ;∀;)
そして一酸化炭素中毒は、やけどとは対照的で気付いたときには手遅れ、もはや気付かないなんてこともあります。
一酸化炭素中毒にならないためにも、一酸化炭素チェッカーの携帯は必須です。
以下の記事で、テントサウナで起こる一酸化炭素中毒への対処法とおすすめの一酸化炭素チェッカーを詳しく解説しています。
不安な方は是非参考にしてくださいね(^^)/
テントサウナは事故に注意して楽しもう

今回のまとめです。
✅テントサウナで起こり得る主な事故
- やけど
- 一酸化炭素中毒
- 風による転倒
✅冬のテントサウナで起こり得るさらなる事故
- 落雪によるテントの崩壊
- 積雪による換気口の封鎖
- 水風呂による心臓麻痺
テントサウナは楽しいレジャーであると同時に、常に命の危険と隣り合わせの一面があります。
テントサウナで遊ぶときは、今回の記事で解説した点に細心の注意を払って楽しみましょう。
最後まで読んで頂きありがとうございました!
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